神経が繊維性や骨線維性のトンネル(通り道)の中で慢性的に刺激を受けることで現れます。
また背骨のすぐ後ろを通る脊髄の通り道が狭くなることで脊髄が圧迫され現れることがあります。
胸郭出口症候群のように血管を絞扼することで現れるしびれもあります。
どこが、どんなふうに障害されるのかによってしびれが現れる場所はある程度決まっています。
中には筋肉が痩せてしまったり、力が入らなくなったりするケースもあるので、原因を特定する鑑別が大切です。
・どんな人に多い?
いわゆる頚肩腕症候群や手根管症候群はパソコンでキーを打つ人や家事作業の多い主婦に見られる傾向があります。
胸郭出口症候群では20代の女性に多く、特に首が長くなで肩の女性に出やすいとされます。
背骨のすぐ後ろを通る脊髄というところが圧迫されることで現れるしびれは高齢者に多く見られます。
また過度の使用や時間、姿勢に影響を受けることもあります。
まずはどこがしびれているのかを確認し、しびれの原因を特定して症状緩和に向けた機能訓練や生活の見直しをしていきましょう。
ぜひ当院にご相談ください。